ツルハホールディングスは、これまで2016年5月期に「1500店舗、売上高5000億円」の中期目標を掲げていたが、ほぼ達成のメドがついたことから、新たな中期目標を策定した。4年後の19年5月期に「2000店舗、売上高7000億円」を目指すというもので、17日に都内で開いた第1四半期決算説明会で堀川政司社長が発表した。その実現に向けては、[1]人件費のコントロール[2]店舗の大型化と部門のライン数増加[3]販促の見直し──などを重点取り組み施策に挙げている。
先月7日付で代表取締役社長に就任した堀川氏は、今期(15年5月期)の第1四半期(5月16日~8月15日)について、増税前の駆け込み需要の反動と天候不順の影響等もあり、既存店売上高は前年同期を3・3%下回り、特に物価上昇等の節約志向から、医薬品、化粧品、健康食品の高額商品、季節商材が不振だったことを報告した。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。