政府の総合科学技術・イノベーション会議は19日、研究不正対応に関する基本的な考え方をまとめた。各研究機関に倫理教育を徹底させ、研究の公正性を高める措置に努めることを促すと共に、研究機関を所管する関係府省にも、不正防止策の実施状況の確認と評価を不断に行うよう求めている。
基本方針では、国内の科学技術の研究現場で研究不正行為が「少なからず発生している」と指摘。中には研究成果について疑義を投げかけるような事案も発生しており、改めて研究不正行為への対応が求められているとした。
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