生出、前田両氏に藍綬褒章
政府は3日、2014年「秋の褒章」を発令した。10月24日に閣議決定した。薬学では昨年、日本薬学会賞を受賞した井上和秀九州大学教授が紫綬褒章を、薬業界からは、日本薬剤師会の生出泉太郎副会長らが藍綬褒章を受章した。主な受章者は次の各氏。
文部科学省関係
◇紫綬褒章
井上和秀(九州大学理事・副学長・教授、63歳):神経薬理学の分野で、ATP受容体の生理機能を解明し、グリア細胞におけるATP受容体の役割を明らかにする先駆的な業績を挙げた。特に、神経障害性疼痛が発症する仕組みの解明に優れた業績を挙げた。
厚生労働省関係
◇藍綬褒章
生出泉太郎(64歳):日本薬剤師会副会長
前田泰則(65歳):広島県薬剤師会会長
経済産業省関係
◇藍綬褒章
菅田茂(73歳):日本ボランタリーチェーン協会副会長