先に開かれた第64回全国学校保健研究大会のセッション「喫煙、飲酒、薬物乱用防止教育」では、薬物乱用防止のためには子供たちに対して正しい知識を啓発し、自尊心を育ませることがキーポイントになることを確認した。さらに、快適な学校環境を作るには、学校、家庭、地域、さらに学校薬剤師等の関係機関との計画的・組織的な連携の重要なことを再認識した。
同セッションでは、具体的な知識啓発の取り組みとして、石川県金沢市立大浦小学校の「家庭におけるポスター掲示」「親子で取り組む講座」、埼玉県川口市立芝西中学校の「保護者参加のロールプレイング」「地域と連携したシンポジウム形式の薬物乱用防止教室」、福井県立坂井農業・坂井高等学校の「コマーシャル作成と啓発活動」「健康福祉センターと連携した薬物乱用防止教室」が紹介された。
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