政府の健康・医療戦略推進本部は10日、「ゲノム医療実現推進協議会」を開き、ゲノム解析情報を医療に活用するための論点を示した。今後さらにゲノム情報をはじめとするオミックス解析における品質確保の問題や遺伝情報の管理方法などを中心に議論を重ね、7月をメドに全体的な方向性を示す方針だ。
論点整理では、「ゲノム医療」を個人のゲノム情報をはじめとした各種オミックス解析情報をもとに、その人の体質や病状に適した医療を行うことと定義。その上で、医療への活用に向けて取り組むべき課題を示した。
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