
鎮痛消炎成分サリチル酸メチルを10%配合した鎮痛消炎プラスター「サロンパス」(第3類医薬品)
久光製薬は、鎮痛消炎成分サリチル酸メチルを10%配合した鎮痛消炎プラスター「サロンパス」(第3類医薬品)を、今月から新発売した。同社の外用鎮痛消炎剤を代表するブランドの一つであるサロンパスは、昨年で発売80周年を迎えて充実したラインナップで展開しているが、新登場の「サロンパス」は現行品である「サロンパスAe」に比べ、サリチル酸メチル濃度が約1.6倍増、サイズも約1.2倍とするなど、効果感と使用感をアップさせている。
新しくなった「サロンパス」は、サリチル酸メチルを現行品(サロンパスAe)の6.3%から、10%にアップさせている。有効成分が深く浸透し、肩や腰・関節・筋肉などのコリや痛みに優れた効果を発揮する。大きさも現行品に比べ約1.2倍と、やや大きめサイズ(4.6cm×7.2cm)としたことで、コリや痛みの部位を広く覆える。貼り心地はしなやかで肌に優しく、患部にぴったりとフィットし、突っ張らない。
好評発売中の「のびのびサロンシップ」の特徴として、「丸かど」で剥がれにくいことがあるが、今回の「サロンパス」にも丸かどを採用しており、衣類などでこすれても剥がれにくくなった。テープ剤のカラーも、目立ちにくいベージュ色を採用しており、薄手の服でも目立たない。
このほか保存方法も新しくなっており、内袋を二つ折りにすることで、保存可能になった(外箱に開閉時にも分かるようフラップに説明を記載)
税別希望小売価格は、40枚入り540円、80枚入り860円。
同社では「フェイタス」「サロンパス」など、幅広い痛みに対応する外用鎮痛消炎剤の有力ブランドを展開するが、サロンパスは年配者から若年層まで幅広い年代のユーザーに支持されている。今回、効き目と使用感が新しくなった「サロンパス」を加え、さらなるユーザー拡大につなげていきたい考えだ。