パウレック(兵庫県伊丹市)は京都製作所との販売提携により、高性能インクジェット式錠剤印刷機APOLLOの販売を開始した。同機は錠剤の識別性を大幅に向上させた革新的な錠剤印刷機で、今後、錠剤の識別性を差別化ポイントとして重視するジェネリックメーカーや受託製造メーカーを中心に販売し、2015年9月期10台、10年間で100台の受注を目指す。
主な特徴は、割線付錠剤への両面印刷が高精度に可能で、高速、高品質に印字でき、ポケットを使用しないランダム搬送方式を採用しているので、錠剤にストレスをかけないで搬送でき、搬送・反転時に錠剤が落下するなどの問題が発生しないなど。
処理能力15万~25万錠/h(錠剤サイズ、形状による)、印字能力400dpi。適用錠剤は素錠(OD錠含む)、フィルムコート錠、平錠、R錠、WR錠など。錠剤径5~12mm、錠剤厚み2~8mm。