東京都女性薬剤師会の小縣悦子副会長(ライフバランス薬局)は24日、都内で開かれた総会後に講演し、「検査と薬でセルフメディケーションを応援する」をコンセプトに、昨年12月に自ら開局した薬局の取り組みを紹介。自己採血検査などが行える検体測定室を設け、利用者が普段の健康状態をチェックできる場所として機能することが、かかりつけ薬局の役割を推進していくカギになるとした。
小縣氏は、日本臍帯血バンクで検査業務に携わっていた経験などを挙げ、「個人の病気の推測などができる検査の面白さを薬剤師業務にも生かしたかった」と述べ、新たな薬局を開局したきっかけを語った。昨年4月に薬局の自己採血検査が解禁されたことを受け、検査と薬でセルフメディケーションを応援することをコンセプトに掲げ、地元に「ライフバランス薬局」を開局した。
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