医薬品医療機器総合機構(PMDA)は10日、カラーコンタクトレンズ(CL)の主な利用者である若い女性に適正使用を呼びかけるため、夏休みの期間中、PMDAのウェブサイトやパンフレットを通じて、使用上の注意点や正しいレンズケアの方法などについて情報発信を行うこととした。個別の医療機器の適正使用について、PMDAが国民一般に啓発活動を実施するのは今回が初めてとなる。
いわゆる「おしゃれ用カラーコンタクトレンズ」については、健康被害の発生を防止する観点から、2009年に高度管理医療機器として規制の対象としてきたが、不適切な使用による眼障害などが報告されているため、厚生労働省や国民生活センターは適正使用の徹底や定期検診の必要性を利用者に注意喚起してきた。
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