厚生労働省は8月31日、DPC病院の持参薬の取り扱いに関するアンケートの中間結果を、中央社会保険医療協議会のDPC評価分科会に示した。2014年度の診療報酬改定で入院患者に持参薬を使用しないことが原則とされたものの、昨年度の1年間にDPC病院のほぼ全てで持参薬の使用経験があることが調査結果から分かった。また、持参薬を使用した場合、薬剤師が服薬計画を立てている病院は全体の27%だった。
調査は、DPC対象病院の1578病院を対象に、昨年度の持参薬の使用経験等を調べたもの。三つ以上の診療科を持つ総合病院1374病院と専門病院204病院から回答を得た。
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