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迫られる防犯対策

2016年01月22日 (金)

◆昨年秋から大手薬局・ドラッグストア企業をめぐる心配な出来事がある。深夜未明に店舗内へ侵入者があり、現金のほか個人情報を含むUSBメモリ等が入った金庫、あるいは保険請求用のデータが記録されたパソコンが盗まれたというもの
◆このほか会員カード作成時の申込書類が、施錠された保管庫ごと盗難にあったケースも。当然どの店舗も防犯体制は取られている。前記薬局チェーンでは、同一圏内で同様の盗難被害が数件発生していることもあり、セキュリティ対策と個人情報の管理体制をより一層強化することになった
◆一方、小売業でここ数年、非常に憂慮されているのが、外国人グループによる大量窃盗と常習万引事件だ。周囲を見張る役、商品を買物かごに入れる役、そして持参した手提げ袋に商品を移す役というように、役割分担が確立されているとか
◆特にドラッグストアでは、転売目的で高品質な日本製の化粧品や健康食品が盗まれるケースが目立つという。防犯対策に関しては「過ぎたるは及ばざるが如し」ではないようだ。



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