MR認定センターは16日、中期計画を発表した。2020年をメドに、認定取得後のMRがより高度な知識と倫理観を習得できるよう、新たに継続教育用テキストを作成することにした。従来のMR認定試験用のテキストは、18年の改訂で初学者向けの基本的な内容とし、継続教育用テキストは医療現場での実践的なスキルを学べる内容にしていく。近澤洋平事務局長は「今のMRがもう一度自分たちの役割を見直して、自社の製品に密接には関係していなくても医学、薬学の幅広い知識や想いを学べるような教材を作りたい」と意欲を示した。
導入教育「基礎教育」コアカリキュラムは、文系大学の初学者が、どの企業に所属していても導入教育期間中に習得すべき基礎知識と位置づけられ、毎年12月に行われるMR認定試験で習得度を確認することになっている。しかし、MR認定取得後の補完教育に対しても、基礎教育のMRテキストが用いられており、現場ニーズに即していないとの課題が浮き彫りになっている。
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