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ニッチ領域に挑むアイルランド企業”No.1”

2007年11月14日 (水)

エアジェン・ファーマ(EirGen Pharma)

【密閉施設で薬理活性の高い製剤を開発】

日本市場への進出も視野にあると語るカーニー氏(左)
日本市場への進出も視野にあると語るカーニー氏(左)

 アイルランド南東部の港町ウォーターフォードに位置するエアジェン・ファーマでは、主に薬理活性の高い製剤開発を行っている。特に,革新的な隔離技術を利用した高度密閉施設を持っているのが大きな特徴で、免疫抑制剤、ステロイド、ホルモンなどを錠剤・カプセル剤の形で安全に製造し、提供している。

 エアジェンが誇る最先端の高度密閉施設は、規制当局のガイドラインに基づいてライセンスを供与されており、欧州、米国、カナダ、南アフリカ、中東と世界各国の企業から,幅広い受注がある。また、外資系大手製薬企業と共に新技術応用と普及に取り組むISPE(国際製薬技術協会)の一員として、規制要件を決定する枠組みにも参加している。これは、エアジェンの高い技術力が評価されている証と言える。

 このような高度密閉施設を持つエアジェンは、欧州、米国のみならず、世界第二位を占める巨大な日本の医薬品市場への進出も視野にある。既に数社と契約に向けた商談を進めているところだという。

 代表取締役のパッツィ・カーニー氏は、「日本からも3社程度の顧客を獲得できればと考えている」と意気込みを語っている。

 具体的なビジネスモデルとしては、製剤開発から商用生産までを日本の企業から受託し、市販後にエアジェンがロイヤリティーをもらうというもので、カーニー氏は「日本では高度密閉施設を持っている企業が少ない。それが強みだ」とアピールする。欧州の規制要件を満たしていることも,日本企業にとっては信頼感がある。それだけに今後、エアジェンは、欧州との文化的な壁を乗り越え、本格的に日本進出を目指していく考えだ。




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