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ニッチ領域に挑むアイルランド企業”No.3”

2007年11月14日 (水)

シャンドン・クリニック(Shandon Clinic)

【小規模PK試験でEMEAからも認知】

レアリー氏
レアリー氏

 シャンドン・クリニックは、アイルランド南部の都市コークに位置するCROで、薬物動態(PK)試験を主な業務としている。18ベッド、社員18人という小規模体制だが、生物学的同等性試験を中心に、きめ細かいサービスを提供できるのが強みだ。

 臨床試験の実施初期段階では、顧客に対して無料でコンサルティングも実施。プロトコールやCRF(症例報告書)デザイン、被験者の採用・スクリーニングから試験の実施、最終報告書の作成に至るまで、フルサービスを提供している。もちろん実施施設は、ICH‐GCP準拠が認められている。

 顧客ターゲットは、社内にPK試験のノウハウを持たない小規模の製薬企業。シャンドン・クリニックも少人数のCROだが、医師で臨床薬理部長のアンドリュー・レアリー氏は「スタッフの勤続年数が長く、経験豊富な担当者が揃っており、高品質で価格競争力のあるサービスを提供できるのが強みだ」とアピールする。

 これまでシャンドン・クリニックでは、アイルランドをはじめ、英国、米国、スペイン、ドイツ、デンマークなど、欧州の製薬企業との実績がほとんどだったが、昨年から韓国でのPK試験に乗り出し、アジアへの進出も果たした。

 そうなると気になるのが、日本での実績作り。レアリー氏は、「日本の小さな製薬企業が、戦略的な理由から欧州でPK試験をしたいとき、その足がかりとしてアイルランドでブリッジング試験を実施するという形で役に立てるのではないか」と話している。

 小規模のPK試験というニッチな領域に取り組み、欧州の規制当局(EMEA)からも認知されているシャンドン・クリニック。その強みを生かし、レアリー氏は、日本での実績作りに期待感を示している。




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