厚生労働省は、海外で発生、流行している感染症ワクチン(トラベラーズワクチン)の臨床評価に関するガイダンスをまとめた。日本で流行する感染症のワクチンとトラベラーズワクチンで臨床評価の考え方に違いがあるとして、トラベラーズワクチンの円滑な開発に参考となるよう考え方と留意点を示したもの。
ガイダンスでは、トラベラーズワクチンの対象範囲を、海外渡航者に感染リスクがある感染症の予防ワクチンとし、その評価に当たっては、基本的な要件や承認申請で必要とされる資料は感染症予防ワクチンのガイドラインと異なるものではないとの考え方を示した。
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