
日本調剤の「お薬手帳プラス」
今春の医療制度変更(診療報酬改定)に伴い、紙のお薬手帳と同等の機能を有していれば、電子お薬手帳(電子媒体)も4月から保険点数が算定可能になった。こうした背景もあり、調剤薬局チェーン大手の日本調剤では、従来の電子お薬手帳のアプリに新たな機能を加えてサービス充実を図った。一方、今後はスマートフォンの台頭によって紙から電子化への移行がさらに進むことも見込まれており、持参率(携帯性)や利便性の向上の点から、他社からも新たなアプリを提供する動きが増えてきそうだ。
日本調剤の電子お薬手帳「お薬手帳プラス」は、一度会員登録すると専用カードやQRコードでのデータ読み取り等の手続きが不要で、患者の服薬情報が同社の薬局に来店するたびに、患者のスマートフォンに自動的に反映される。現在の登録会員数は6万人を突破しているという(3月末時点)
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。