◆震度7や震度6強の激しい揺れに襲われた熊本県。今なお地震活動が続いており、これに断続的な風雨による土砂災害の警戒も加わり、復旧に向けた懸命の活動に支障を来している
◆ドラッグストアも影響を受けている。週明け時点では、九州を地盤とするコスモス薬品が熊本県内の大部分、大分県西部の一部店舗で営業ができない状況が続いている。JR九州ドラッグイレブンでも、熊本県内の10店舗で営業を見合わせ中という
◆先の東日本大震災ではドラッグストア業界が一体となった被災地支援が大きな力となった。日本チェーンドラッグストア協会内に対策本部を設置し、関係薬業団体と連携して支援物資を搬送すると共に、薬剤師派遣等も行った。今回も協会内の有事対応委員会を中心に具体的な支援の方向性を検討しているという
◆OTC薬、衛生用品等が適切に供給されれば避難所の人々の健康に貢献できるが、現在は水や食料が不足して「SOS」を発する避難所もあるようで、まずは一刻も早い支援物資供給ルート確立が望まれる。
ドラッグストア業界の震災対応に期待
2016年04月20日 (水)
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