TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【岐阜県の羽島市民病院】疑義照会、薬剤部が回答代行‐医師への連絡省略で事前合意

2016年07月13日 (水)

 岐阜県の羽島市民病院(281床)は、薬局薬剤師からの疑義照会のうち一部の項目について、病院薬剤師が医師に改めて問い合わせることなく回答できるようプロトコールを策定し、昨年12月から運用を開始した。同院では薬剤部が疑義照会の受付窓口となって医師に連絡をとり、薬局薬剤師に回答している。運用後、疑義照会の約3割は医師への連絡を省略し、病院薬剤師がすぐに回答できるようになった。医師や薬剤師の業務負担軽減、患者の待ち時間短縮につながったとしている。

 同院の院外処方箋発行率は91.7%。院外処方箋枚数は1日平均約400枚。薬局からの疑義照会は基本的にFAXで、緊急時には電話で薬剤部が窓口となって受け付け、医師に連絡し回答を得た上で、その内容を電話で薬局薬剤師に伝えている。これまで、疑義照会への対応によって入院患者の調剤や持参薬鑑別などの通常業務が滞ったり、医師から回答を得るのに時間を要し患者の待ち時間が長くなったりすることが課題になっていた。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。


‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
購読・購入・登録
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術