日本一般用医薬品連合会(一般薬連)では、広告の自主審査機関「広告審査会」を設置し、一般用医薬品が適正に使用され、日々健やかな生活に寄与することを目的に、広告の質的向上に努めている。一般薬連ではこのほど東西で第20回「OTC医薬品等広告研修会」を開催し、医薬品メーカーをはじめとした関係者多数が参加した。
東京会場での研修会であいさつした黒川達夫理事長は「薬機法などの改正、あるいは健康増進法など医薬品業会を取り巻く環境や規制も大きく変わりつつある中で、医薬品の大切な情報をいかに適切に国民に伝えるか。広告が担う役割はこれまで以上に大きく、また責任のあるものとなってきている」と指摘。その上で、「医薬品の適正使用は広告に大きく依存している部分があり、日頃から広告に携わる関係者の努力、日常の業務内容がまさに直結している時代に入ったと感じている」と述べた。
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