国立循環器病研究センターは、厚生労働省の国立研究開発法人審議会高度専門医療研究評価部会に、2015年度の業務実績の自己評価を提出した。8評価項目のうち、「担当領域の特性を踏まえた戦略的かつ重点的な研究・開発の推進」の項目は5段階評価で最高の「S」とし、全体の業務に対しては中期計画の目標を大幅に上回っているとして、2番目に高い「A」評価をつけた。
担当領域の特性を踏まえた戦略的かつ重点的な研究・開発の推進では、医療機器を手がける唯一の早期・探索的臨床試験拠点として、多孔化カバードステントを世界に先駆けて開発し、非臨床試験を終え、医師主導治験の治験届を提出したほか、生体内組織形成術を用いて口径1ミリ以下の世界最小径人工血管の開発に成功。
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