第3次安倍第2次改造内閣の発足に伴い、副大臣と政務官の人事が5日の閣議で決定した。厚生労働省の副大臣に、公明党副代表の古屋範子衆議院議員と元厚労大臣政務官の橋本岳衆議院議員(自民)を充て、政務官には、堀内詔子衆院議員(自民)と馬場成志参院議員(自民)を起用した。塩崎恭久厚労相は留任した。
副大臣、政務官に就任した4氏は、5日の初登庁後に専門紙と会見した。主に医療・介護・子育て支援の分野を担当する古屋副大臣は、「厚労省が担当する分野は幅広く、国民に密接しているが、特に待機児童問題に関心を持っている。国民が生涯にわたり安心して暮らせるよう、橋本氏と協力して塩崎大臣を支えたい」とあいさつした。
労働・福祉・年金の分野を担当することになった橋本副大臣は、政務官時代に厚生分野を担当した経験を生かし、「1億総活躍社会や働き方改革の具体化に挑戦したい。また、障害を持った方など、誰もが生きやすい社会を実現させるという思いを政策に反映させる」などと抱負を語った。
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