セルフMなど6項目を新設
日本薬剤師会は、「薬剤師倫理規定」の改定案をまとめた。これまで以上に自主性・主体性が強い規定とするため、名称を「行動規範」に変更。新たに、「セルフメディケーションの支援」や、「医療資源配分の公正・公平性」「患者の自己決定権の尊重」「学術発展への寄与」「職能基準に基づく実践」――など六つの項目を設けた。改定案は、「中間まとめ」の位置づけで、今月31日まで意見募集を行っている。
倫理規定は、1968年に制定された。97年に全面改定を行ったが、新たな医療提供体制にふさわしい規定に見直すため、昨年3月に特別委員会を設置し、議論を進めてきた。
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