第78回九州山口薬学大会が17、18の両日、宮崎市内で「薬剤師を生きる今、この瞬間―太陽の国からはばたき、そして未来へ」をテーマに開かれ、台風18号が通過する中、3000人の参加者が詰めかけた。一昨年の鹿児島県での日本薬剤師会学術大会開催、昨年の熊本地震による中止に伴い、3年ぶりの開催となった今年の大会では、多くのセッションで多職種連携・協働をキーワードに熱いディスカッションが展開された。
大会であいさつした小山明俊実行委員長(宮崎県薬会長)は、「医薬分業の推進と近年の急速な高齢社会の進展など社会的構造変化に伴い、薬剤師の責務が多様化し、責任も重くなっている」と指摘。その上で、「われわれは新時代の薬剤師として変貌を遂げることが最大の課題になっている。この大会を、そのきっかけにしてほしい」と訴えかけた。
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