社員が1日を“自分でデザイン”
情報通信手段を活用し、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方の形態「テレワーク」。働き盛り世代の介護離職をなくし、子育て世代の応援、交通混雑の緩和などの環境面からも注目されているが、ベーリンガーインゲルハイムジャパン(東京品川区、「BIジャパン」)では今秋から、『Design Your Day!』をキーワードとした独自のテレワークを本格導入した。限られた時間で最大の成果を発揮するために、1日を自分でデザインすることで、社員がより柔軟で生き生きと活躍できる環境づくりの取り組みに、業界だけでなく行政も関心を寄せている。
世界で143の関連会社と4万5000人以上の社員を擁する、研究開発主導型のグローバル製薬企業であるBI。1885年の設立以来、株式を公開しない企業形態の特色を生かし、「持続的成長」という長期的視点に基づき事業を展開しているが、その基本的な考え方に『持続的成長を支えるのは、社員一人ひとりの成長と貢献』ということがある。多様な市場と顧客のニーズを理解し、それに対応できる多様な社員がBIを支えているという、明確な“人財”重視の考え方といえる。
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