厚生労働省は、子宮頸癌予防にヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を検討している子供と保護者などが参考にできるよう、安全性・有効性に関する最新のデータをまとめたリーフレットを公表した。2014年に初めて公表したリーフレットでは、効能・効果や副反応が出る可能性があることなどを記載していたが、新たに接種によって子宮頸癌を回避できる人数、記憶障害といった副作用などを記載。4月頃をメドに全国の自治体の窓口、医療機関で配布を開始する予定だ。
HPVワクチンをめぐっては、厚労省が接種の積極的勧奨を中止後、14年に安全性・有効性に関する情報を周知するため、接種を検討、予定している子供と保護者、医療者向けに3種類のリーフレットを作成。効能・効果、接種部位の痛みや腫れなどの副反応が出る可能性があること、接種前後に留意すべき点などを記載していた。
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