シンバイオ製薬は、2018年から3カ年の中期経営計画を発表し、最終年度の21年度に売上100億円を突破し、営業・最終利益で黒字化を目指す。主力品である抗癌剤「トレアキシン」の適応拡大で薬価ベースで売上130億円に乗せる計画。トレアキシンは販売委託しているエーザイとの契約期間が中計内に満了するため、21年以降の販売形態は5~6月までに自社販売を優先して検討する方針。
トレアキシンは、未治療低悪性度非ホジキンリンパ腫・マントル細胞リンパ腫の適応拡大が牽引し、2017年売上は34億円を達成した。今期は42億円を計画し、エーザイが販売するトレアキシンは薬価ベースで売上100億円の突破を見込む。
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