ヒューマンサイエンス振興財団(HS財団)は3月15、16の2日間、第20回ヒューマンサイエンス総合研究ワークショップ「遺伝子治療の実用化に向けた新たな展望―最新動向と今後の課題」を、東京・市ヶ谷の飯田橋レインボービルで開く。
わが国の遺伝子治療の研究開発は、世界的に遅れをとっていた。しかし、2013年度に成立した再生医療新法の中で、遺伝子治療の進展を図るための規制改革が行われ、いよいよ日本発の遺伝子治療製品の実用が実現する段階にきている。こうした中、今回このワークショップが開かれることとなった。
オーガナイザーに、長年遺伝子治療に携わってきた東京大学病院の小澤敬也院長を迎え、2日間にわたって開催することとなった。製造を含む「ベクター」「臨床研究」「知的財産と医療経済」「規制と品質」のセッションに加え、「ゲノム編集」「CAR-T」についても、その最新動向はもとより、実用化に向けての課題などを議論していく。
定員は100人。申し込み締め切りは3月13日(定員になり次第締め切り)。参加費は会員等が無料、非会員は7000円(消費税含む)
連絡先は、同財団(担当:山下剛一氏)(TEL03-5823-0361、FAX同0363)