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【国際医療センター薬剤部】肝炎薬の相互作用DB構築‐翻訳版で1万件以上検索可

2018年04月18日 (水)

相次ぐ新薬背景に活用促す

https://www.ddi.ncgm.go.jp/ 携帯やタブレットも対応

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 国立国際医療研究センター病院薬剤部は、肝炎治療薬と併用薬の薬物相互作用を検索できるデータベースを構築し、ホームページ上に公開した。経口C型肝炎治療薬が相次ぎ登場し、肝炎治療は外来で可能になるまで進歩した一方、様々な薬剤との薬物相互作用が新たな問題になっている。こうした中、同センター病院が昨年覚書を締結した英リバプール大学のデータベースを翻訳し、1万件以上の薬物相互作用情報を日本語で簡便に調べられるシステムを完成させた。外来の処方箋を受け取る保険薬局に薬物相互作用に対する認識を広めることなどにより、データベースを積極的に活用してもらいたい考えだ。

 C型肝炎治療の進歩は目覚ましく、従来のインターフェロン+リバビリン併用療法から、2011年に経口薬の「テラビック」が登場して以来、治療効果は飛躍的に向上。15年には著効率95%以上と驚異的な効果を発揮し、副作用も少ない「ソバルディ」「ハーボニー」が発売され、C型肝炎はわずか8~12週間の治療でウイルスを完全に排除できる治癒の時代を迎えた。


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