アストラゼネカ(AZ)日本法人のステファン・ヴォックスストラム社長は16日、都内で会見し、「2021年までに8製品以上の上市を目指す」の目標を掲げた。既に承認を取得している白金系抗悪性腫瘍剤感受性の再発卵巣癌における維持療法を適応とする抗癌剤「リムパーザ」などの上市を控えており、「国内トップ企業の一角になると考えている」と成長に手応えを示した。
AZ日本法人の昨年の売上高は、前年比1%増の22億ドル(約2358億円)。高コレステロール血症治療薬「クレストール」が後発品の影響を受けたものの、抗癌剤「タグリッソ」とSGLT2阻害剤「フォシーガ」が牽引した。
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