◆一般人の睡眠障害については、生活習慣やストレッサー、メンタルヘルスなどのリスク要因が明らかにされているが、アスリートの睡眠障害に関してはほとんど検討されていないのが現状だ
◆そこで、筑波大学体育系の研究グループが、5大学の体育系学部の協力を得て調査を行った。運動部に所属する1、2年生を対象として実施し、906人から回答を得て分析した
◆その結果、学生アスリートの睡眠障害に関しては、生活習慣面からは日付をまたぐ遅い就寝、午前7時台以前の早い起床、深夜のアルバイト、消灯後の携帯電話・スマートフォン使用などが、競技活動・競技ストレッサー面では、週4日以上の朝練習、競技に関する意欲喪失ストレッサー、メンタルヘルス不良が関係することが明らかになったという
◆2020年の東京オリンピック・パラリンピックは近い。日常的にハードなトレーニングをするアスリートにとって、パフォーマンスを向上させるためには適切な睡眠コンディショニングが不可欠。こうした研究が役立てばと思う。
アスリートの睡眠障害
2018年04月27日 (金)
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