開催日
2018年5月18日(金)12:30~16:30
会場
東京医科歯科大学M&Dタワー2F共用講義室1
情報交換会
17:30~19:30大学構内『あるめいだ』(食堂棟1階)
主催
日本オミックス医療学会
参加費
シンポジウム/会員:無料|一般:10,000円|学生:2,000
※情報交換会/3,000円(学生:1,000円)
開催趣旨
新しい遺伝子改変技術であるゲノム編集は、30億塩基対に及ぶヒトゲノムの特定の部位に、目標遺伝子の導入、遺伝子変異の修復、欠失・挿入を可能にした。
その正確性のゆえに、不幸な事故によって停滞していた従来の遺伝子組換え法を乗り越え、今日、新規のエイズ治療、がん治療など、ゲノム編集技術を用いた様々な疾患に対する遺伝子治療が世界の各地で開発され、また治験が進行しつつあり、一部が既に臨床応用段階に入っている。ゲノム編集の臨床医学応用が、次世代シーケンサが齎したゲノム診断の高精度化、すなわち精密診断医学(precision medicine)の到来に対応し、それに双対(dual)な精密治療医学(precision therapeutic medicine)という治療医学を革新するパラダイム変換を引き起こしうるのか、本シンポジウムではゲノム編集の可能性・臨床医学への展望を議論する。
PROGRAM
12:30
開会挨拶
田中 博 氏 日本オミックス医療学会 理事長/東京医科歯科大学 名誉教授、東北大学 特任教授東北メディカル・メガバンク機構 機構長特別補佐
ご来賓挨拶
佐原 康之 氏 厚生労働省 大臣官房審議官(科学技術・イノベーション、がん対策担当)
菱山 豊 氏 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 理事
〖ゲノム編集に基づく医療の到来〗
座長:岡崎 康司 氏 順天堂大学大学院 医学研究科 教授/難病の診断と治療研究センター センター長
12:50~13:30
講演I『ゲノムの光操作技術の創出』
佐藤 守俊 氏
東京大学大学院総合文化研究科 教授
13:30~14:10
講演2『ゲノム編集からエピゲノム編集へ』
畑田 出穂 氏
群馬大学・生体調節研究所ゲノム科学リソース分野 教授
14:10~14:30 コーヒーブレーク
座長:村松 正明 氏 東京医科歯科大学難治疾患研究所 ゲノム応用医学研究部門 教授
14:30~15:10
講演3『ゲノム編集技術によって初めて露わにされる生命科学』
浅原 弘嗣 氏
東京医科歯科大学 医歯学総合研究科 システム発生・再生医学分野 教授
15:10~15:50
講演4『ゲノム編集の医療と疾患モデルへの応用』
岡野 栄之 氏
慶應義塾学大学院医学研究科委員長/慶應義塾大学医学部生理学教室 教授
15:50~16:30 〖パネルディスカッション〗
チェアマン:田中 博 氏 日本オミックス医療学会 理事長
パネリスト:登壇者
17:30~19:30 ≪情報交換会≫
会場:大学構内『あるめいだ』(食堂棟 1階)
参加費:¥3,000
参加申し込み
申込フォームにて参加登録が可能です
*申込フォーム参加申し込みフォーム 参加お申込みはこちらから
なお定員に達し次第締め切らせていただきます。
★配信停止および送付先変更等は、以下のメールアドレスまでご連絡下さい★
Email:info@omics.jp TEL:03-5225-1755
HP:http://omics.jp/