厚生労働省は7日、高齢者の医薬品適正使用指針について、外来や在宅など療養環境別に考慮すべきことを記載した「詳細編」のコンセプトを高齢者医薬品適正使用検討会に示した。慢性期・回復期における入院医療など患者の療養環境別の処方見直しタイミング、処方見直しの留意点、多職種の役割などを盛り込み、計20ページ程度にまとめる予定。来月下旬に開催予定の作業部会で骨子案を示す方針だ。
処方薬の減薬・変更の留意点や服薬支援など、高齢者に対する薬物療法の留意事項を包括的にまとめた「総論編」の追補に位置づけられる詳細編は、▽外来・在宅医療の処方▽慢性期・回復期における入院医療の処方▽介護を含むその他の療養環境での処方――の章立てとし、計20ページ程度にまとめられる予定。
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