日本保険薬局協会(NPhA)は16日、都内で第15回定時総会を開催した。第15期の役員選任では、南野利久氏(メディカル一光)を会長に再任した。あいさつで南野会長は、今年度の協会運営における重点方針として、▽コンプライアンス遵守の徹底▽安全性を最優先した薬局づくりのための研修や仕組みづくりの支援・推進▽かかりつけ薬剤師、かかりつけ薬局の育成と健康サポート薬局研修実施機関としての研修の推進――の三つを掲げた。
南野会長は昨年度を振り返り、「保険薬局業界にとって激動の1年だった」とした上で、今年4月の調剤報酬改定に関しては、「われわれの予想をはるかに超える厳しい改定となった」と指摘。今年度について、「今後の医療・介護政策において極めて大きな節目の年である」との認識を示した。
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