化粧品の定義から法規制、製造販売、原料選定まで、化粧品業界に携わる方が知っておきたい基礎知識をわかりやすくまとめたハンドブック。
好評の前版(2014年5月発行)の内容をアップデートし、新たな項目や解説を加えて内容を充実させた待望の改訂版です。
主な改訂ポイント
・GVP省令の強化や薬用化粧品の申請区分変更などの法規制、宣伝・広告規制、微生物規制等の改正に伴い内容を最新情報にアップデート。
・新たに「微生物試験と原料試験からの品質保証」の項目を追加。
・化粧品と密接に関わる「皮膚」についての解説をさらにわかりやすくしました。
・原料メーカーによる処方提案に、新たに一社追加収載して内容をボリュームアップ。
目次
第1章 化粧品とは
1.化粧品とは
2.化粧品の定義
3.化粧品の種類
4.化粧品の売上
第2章 化粧品の法規制
1.化粧品とは・医薬部外品とは
2.化粧品と医薬部外品の変遷
3.化粧品と薬用化粧品の効能効果
4.化粧品・医薬部外品の製造販売業・製造業
5.化粧品基準と全成分表示
6.化粧品原料規格と医薬部外品原料規格
7.日本化粧品工業連合会の自主基準
第3章 表示と広告
1.表示
2.広告
3.「化粧品等の適正広告ガイドライン」
4.おわりに
第4章 皮膚と皮膚トラブル
1.はじめに
2.皮膚と肌
3.皮膚の構造と機能
4.真皮
5.皮下組織
6皮膚付属器
7.主な皮膚のトラブルと有効成分
第5章 化粧品原料
1.炭化水素
2.油脂・ロウ・エステル類
3.脂肪酸
4.アルコール
5.多価アルコール
6.界面活性剤
7.高分子化合物
8.シリコーン化合物
9.植物由来成分
10.その他の化粧品原料
第6章 微生物試験と原料試験からの品質保証
1.化粧品と微生物
2.化粧品原料と品質保証
第7章 日本の禁止成分と危害事例
1.鉛及びその化合物
2.水銀及びその化合物
3.ビチオノール
4.赤色219号及び黄色204号中の不純物スダンI(1-フェニルアゾ-2-ナフトール)
5.スクラブ剤
6.グルコン酸クロルヘキシジン
7.ポリオキシエチレンオレイルエーテル
8.加水分解コムギ末
9.メタノール
10.ホルムアルデヒド(ホルマリン)
11.ロドデノール
第8章 原料メーカーが提案する新規原料と製剤化
8-I 岩瀬コスファ株式会社が提案する新規原料と製剤化
8-II 株式会社成和化成が提案する新規原料と製剤化
8-III 日光ケミカルズ株式会社が提案する新規原料と製剤化
付録 化粧品・医薬部外品関連団体
索引
【監修・執筆】高橋 守(高橋化粧品技術相談所)(’18.5)
【執筆】
坂本 哲夫(サカコスメコンサルオフィス)
岩瀬コスファ株式会社 営業本部 研究開発部
株式会社成和化成 営業部 広報・企画課
ニッコーグループ株式会社コスモテクニカルセンター 応用開発部
【判型・頁】A5判・309頁
【定価】3,300円(消費税込み)
ISBN:978-4-8408-1463-8 C3047
※ 送料:国内1カ所送付につき、重量5kg以下 660円、重量5kg超 990円