TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【日薬】分業率72.8%も「頭打ち」か‐17年度保険調剤の動向

2018年06月25日 (月)

調剤件数・処方箋枚数の伸び鈍化‐これまでにない変化の兆し

 日本薬剤師会は21日の定例会見で、2017年度保険調剤の動向(速報値)を発表した。処方箋受取率は全国平均72.8%で、16年度より1.1ポイント増加。50%を下回っていた福井県が50.8%に達し、全ての県が50%を上回った。一方、薬局を訪れた患者数を示す「調剤件数」が1.4%増(16年度2.3%増)、薬局が受け取った「処方箋枚数」は0.6%増(1.4%増)といずれも伸びが鈍化したほか、処方箋枚数が17県で前年度を下回った。石井甲一副会長は、「これまで、いけいけだった医薬分業がそろそろ頭打ちになってきた」と分析し、「これまでにない変化だった」との見方を示した。

 処方箋受取率は、全国平均で前年を上回り、全ての都道府県でプラスに転じた。ただ、調剤件数は6億4514万3999件で、対前年度比101.4%の伸びを示したが、16年度が102.3%だったため、石井氏は「伸びが小さくなっている」と説明。

 処方箋枚数は8億0385万5677枚となり、8億枚を突破したものの、対前年度比が100.6%で、16年度の101.4%の伸びを下回ったため、石井氏は「処方箋枚数もほとんど伸びなくなってきているといえる」とした。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。


‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術