厚生労働省の免疫アレルギー疾患研究戦略検討会が25日に初会合を開き、免疫アレルギー疾患研究10カ年戦略の策定に向けて議論をスタートさせた。三つのアクションプランに基づき、10年後のゴールとビジョンを設定し、研究戦略の方向性を打ち出していく。次回会合で骨子案を議論し、9月中に報告書をまとめる予定だ。
政府のアレルギー疾患対策基本指針では、国が中長期的な戦略の策定について検討を行うことを明記。これを受け、厚労省は研究班を立ち上げ、10カ年戦略の予備的な検討に着手していた。今回、研究班の報告書がまとまったことから、新たに検討会を立ち上げて10カ年戦略の策定に向けた具体的な議論をスタートさせた。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。