武田薬品と米アンビス・メディシンズは、重症肝疾患を対象とした画期的治療法開発の提携契約を締結した。武田が、シリーズA資金調達を含め、アンビス・メディシンズに対し、1億ドルを支援し、IND申請に至った最初の四つの開発品候補に関する米国外での販売権を得るオプション権を獲得する。
今回の提携は、細胞・遺伝子治療技術への投資を通じて、肝疾患におけるアンメットニーズにフォーカスするという武田薬品の消化器系疾患領域の戦略に合致するもの。アンビスは、肝疾患領域と再生医療領域の世界的な専門家により創設された企業であり、十分に治療できない様々な肝疾患に対し、細胞治療や遺伝子治療、機能回復薬物療法を含む新規モダリティを臨床応用するための先駆的な取り組みを行っている。
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