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【滋賀医科大学病院】急性腎障害、薬局が発症予防を‐3剤併用時の疑義照会呼びかけ

2018年8月22日 (水)

一歩踏み込んだ薬剤師の役割で

滋賀医科大学病院糖尿病内分泌・腎臓内科准教授の荒木信一氏(右)と滋賀医科大学病院教授・薬剤部長の寺田智祐氏

滋賀医科大学病院糖尿病内分泌・腎臓内科准教授の荒木信一氏(右)と滋賀医科大学病院教授・薬剤部長の寺田智祐氏

 滋賀医科大学病院糖尿病内分泌・腎臓内科と薬剤部は7月から、滋賀県の慢性腎臓病医療連携推進事業の一環として、急性腎障害(AKI)の発症を防止するキャンペーンを開始した。非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、利尿薬、ACE阻害薬またはアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)の3剤併用によってAKIの発症リスクが高まると警告。薬局薬剤師に対して、3剤併用を目にした時には必要に応じて疑義照会するよう呼びかけている。複数医療機関の処方を一元的に管理するかかりつけ薬局だからこそ、3剤併用をチェックできると期待する。腎機能に応じた投与量の調整だけでなく、さらに一歩踏み込んだ役割を薬局薬剤師に求めている。

 滋賀県、滋賀県医師会、滋賀県病院薬剤師会、滋賀県薬剤師会、滋賀腎・透析研究会の後援を取得。滋賀県の事業資金をもとに啓発ポスターとパンフレットを作成した。ポスターには「STOP!AKI」と大きく記載。薬局の調剤室内などに貼ってもらって注意喚起する。パンフレットでは3剤併用のリスクと疑義照会のポイントを解説。それぞれ講演会で配布したり、滋賀県薬の会報に添付して各薬局に届けたりし、薬局薬剤師の行動を促している。


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