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“姥捨て山”なのか?

2008年5月21日 (水)

◆実家に帰省した際、96歳になる祖母を1年ぶりに見舞った。祖母は私を覚えておらず、「何だか見たことのある顔だねえ、私は本当にあんたのおばあちゃんかい?」と、何度も尋ねられた。忘れられてしまったことはショックだったが、可愛がってもらった幼い頃のことを思うにつけ、元気でさえいてくれればいいとしみじみ思った
◆4月からスタートした後期高齢者医療制度に対する批判が後を絶たない。批判の根っこにあるのは、老人切り捨ての“姥捨て山”になっているとの主張だ。しかし、その批判が本当に全て正しいのだろうか
◆超高齢時代を迎え、国民皆保険が崩壊寸前にあるのは誰もが認めるところ。皆保険を維持し、必要な人に必要な医療を提供する仕組みを、将来に残したいからこその改革だったはずだ
◆米国の医療制度の矛盾を描いたマイケル・ムーア監督の「シッコ」ではないが、「中指をくっつけるのに6万ドル。薬指なら1万2000ドル。どっちをくっつけます?」なんて世界は、誰もが御免被りたい。国民に医療の仕組みを正しく啓発することも、医療人である薬剤師の役割の一つといえよう。




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