4月から「漢方総合講座」開講‐著名講師陣が臨床の話題を提供 日本漢方協会

2019年3月25日 (月)

 日本漢方協会(今井淳会長)が、漢方の普及を目的として設立された1970年から開催しているのが、「漢方総合講座」で、日本の漢方界の著名な講師陣による質の高い講義が大きな特徴といえる。4月からは「2019年度漢方総合講座(第29回)」が、以下の内容で開講される(原則第3日曜日)。各日とも前半2題(午前10時~正午)は同協会学術委員らによる講演、後半2題(午後1時~4時10分)は漢方臨床医による充実した講義が行われる。

 19年度の漢方総合講座は、前半は初めて漢方を学ぶ人にも良く理解できる漢方基礎理論の解説と、薬局でよく相談を受ける症候・病名に使われる重要処方の漢方的運用を学ぶ。後半は、臨床経験豊富な漢方専門医が傷寒論太陽病論を9回に分けて解説するほか、漢方を取り巻く様々なトピックスや漢方臨床の実際が紹介される。

 ▽4月21日=開講あいさつ・ガイダンス(今井淳)、漢方相談師になるために(三上正利)、序文概要(大友一夫)、神農本草経の成立(真柳誠)

 ▽5月19日=虚実・寒熱(河合元宏)、痛みと漢方(杉山正明)、太陽病[上1]桂枝湯~桂枝加葛根湯、桂枝加附子湯(大友一夫)、漢方のEBM(秋葉哲生)

 ▽6月16日=三陰・三陽(千葉和美)、胃腸疾患(川合一正)、太陽病[上2]桂枝麻黄各半湯~白虎加人参湯、芍薬甘草湯、四逆湯(高木嘉子)、耳鼻科領域の漢方(金子達)

 ▽7月21日=漢方薬局製剤実習講座「牛車腎気丸」

 ▽8月18日=気(庄子昇)、生活習慣病(細野美佐子)、太陽病[中1]葛根湯~葛根湯{くさかんむり+今}黄連湯、麻黄湯(小林瑞)、腎・泌尿系の漢方(室賀一宏)

 ▽9月15日=「薬草園青空研修会(東京都薬用植物園)」

 ▽10月20日=血(小山直弥)、女性と漢方(渡辺方乃)、太陽病[中2]小柴胡湯~大青竜湯。小青竜湯、麻杏甘石湯(頼建守)、漢方生薬の国産化(御影雅幸)

 ▽11月17日=「第39回漢方学術大会」(会場未定)

 ▽12月15日=水(中村成代)、風邪(熊井啓子)、太陽病[中3]桂枝甘草湯~苓桂甘棗湯、苓桂朮甘湯、芍薬甘草附子湯、五苓散(頼建守)、大黄の薬理と臨床応用(新井信)

 ▽20年1月19日=五行説(岡崎仁子)、メンタルケアと漢方(田口哲之)太陽病[中4]梔子{豆+支}湯~真武湯、小建中湯、大柴胡湯(高木嘉子)、皮膚病(山田享弘)

 ▽2月16日=本草概論(小根山隆祥)、アレルギー(緒方勝行)、太陽病[中5]柴胡加芒硝湯~桃核承気湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、桂枝加桂湯(並木隆雄)、漢方の持続可能性について(渡辺賢治)

 ▽3月15日=薬性薬対(飛奈良治)、高齢者と漢方(八木多佳子)、太陽病[下1]大陥胸湯~柴胡桂枝湯、柴胡桂枝乾姜湯、半夏瀉心湯(並木隆雄)、セルフメディケーションと漢方(渡辺謹三)

 会場は東京港区芝の慶應義塾大学薬学部芝共立キャンパス(7月と11月は別会場)で、年間受講料は新規7万円、会員6万円、学生3万6000円(テキスト代別)で、1回ごとの受講も受け付けている。同講座は日本薬剤師研修センターの漢方薬・生薬認定薬剤師更新の受講単位が取得できるほか、同センターの認定薬剤師の受講単位が取得できる。詳細は同協会HP(http://www.nihonkanpoukyokai.com/




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