製薬各社は1日、入社式を行った。製薬企業の事業環境が大きく変化する中、各社トップのあいさつでは、失敗を恐れず、果敢に挑戦していく若い人材の突破力に期待するメッセージが目立った。また、健康・生命関連産業として、法規制やガイドラインなどコンプライアンスを遵守し、高い倫理観に根ざした行動を呼びかける訓示も多く見られた。
武田薬品
武田薬品は39人の新入社員を迎え、大阪府吹田市にある同社研修所で入社式を行った。クリストフ・ウェバー社長CEOは、ビデオメッセージで、新入社員に対し、「誠実:公正・正直・不屈」を柱とした企業理念である“タケダイズム”に基づく行動を求めた。「変革のスピードが加速し続ける中で、今、タケダは希望に満ち溢れている。私たちはイノベーションの最先端に立ち、タケダだけではなく業界全体を変革していく」と飛躍を誓った。
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