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介護の排泄問題、多職種視点で解決への取り組みを

2019年04月22日 (月)

◆西日本最大級の介護・福祉・高齢者医療・看護の総合展示会「バリアフリー2019」が大阪で開催された。会場内では今年も「むつき庵・はいせつ総合研究所」による「おむつコーナー」が大きく注目を浴びていた
◆介護現場で切り離せない問題の排泄。むつき庵代表の浜田きよこ氏は、排泄の困りごとに対し、おむつを含む排泄用具はもとより、医療や住環境、食事など幅広い視点からアドバイスできる「おむつフィッター」を独自研修により認定。現在、全国で7500人を超えるフィッターが活躍している
◆浜田氏は、排泄の問題について、被介護者の生活の全てに関わる多職種の視点で問題解決に取り組む必要性を訴える。おむつフィッターの認定者には医師、薬剤師などの医療従事者も名を連ねる
◆今後、薬局薬剤師も在宅医療へのさらなる関与が期待されているところだ。医薬品への関与が最優先事項にはなるが、医薬品のことだけではなく、排泄も含めた患者のQOLに関わる問題解決に向けたフォローも必要になってくるだろう。



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