日本医療研究開発機構(AMED)は21日、研究開発の加速化などに充てる「医療分野の研究開発関連の調整費」の今年度第1回分として、総額80億2000万円を配分することを公表した。遺伝子を細胞内に運ぶウイルスであるウイルスベクターの大量製造技術開発拠点の整備では、品質・安全性に関する評価項目に対応するため、自動画像解析電子顕微鏡などの機材導入に26億3000万円を充てる。
調整費は、既に着手している研究開発に対する内容の充実や前倒しなどの理由により、予算が追加的に必要なものに対してAMEDが配分する。今年度第1回分として、80億2000万円を充てることとした。
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