厚生労働省は17日、「医師の働き方改革を進めるためのタスクシフティングに関するヒアリング」を開き、日本薬剤師会、日本病院薬剤師会などから聞き取りを実施した。
日薬の安部好弘副会長は「各地域において、医師をはじめとする他の職種や医療機関と情報共有しながら連携し、患者に一元的・継続的な服薬管理のもとで薬物療法を提供することが重要」と強調。2010年4月に発出された医政局長通知で示された業務例を踏まえ、薬剤師に移管可能な業務として、▽医師の処方関連業務の支援および簡素化▽医師と薬剤師間の処方内容に関する問い合わせの簡素化▽薬物療法のモニタリング実施とその結果に伴う処方内容見直しの提案――などを挙げた。
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