最近5年間で国内製薬企業が外部機関と提携した案件で、導入案件が全体の35.9%となり、導出案件の22.6%に比べて高い割合を占めたことが、TPCマーケティングリサーチの調査によって明らかとなった。共同研究などその他の提携案件は41.6%となっており、製薬各社が他社への導出よりも技術導入や共同研究契約に注力している実態が浮き彫りとなった。
同調査では、2014年1月~19年4月に国内製薬企業14社が実施した外部機関との提携状況を調べたもの。新薬候補物質の導出や導入、共同研究のほか、前臨床段階の化合物候補、事業買収などで開発権を取得した案件も対象となっている。
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