厚生労働省の重篤副作用総合対策検討会は18日、2018年度に改定された11疾患の「重篤副作用疾患別対応マニュアル」を了承した。作成から10年以上が経過したアナフィラキシーの副作用については、ガイドラインから最新の知見を取り入れ、重症度評価のリストなどを追記した。マニュアルは、厚労省と医薬品医療機器総合機構(PMDA)のホームページで公開される予定だ。
検討会では、昨年度に既存のマニュアルが改定された、▽薬物性肝障害▽間質性肺炎▽うっ血性心不全▽小児の急性脳症▽アナフィラキシー▽血管性浮腫(非ステロイド性抗炎症薬によらないもの)▽非ステイロイド性抗炎症薬による蕁麻疹・血管性浮腫▽網膜・視路障害▽緑内障▽角膜混濁▽手足症候群――の11疾患のマニュアル内容を確認、了承した。
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