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新型インフルエンザの本格流行の前に接種するプレパンデミックワクチンの有効性や安全性を確かめる臨床試験が、8月から国内で始まる。H5N1型鳥インフルエンザウイルスから作製したワクチンを、新型インフルエンザ対策に関わる医療関係者など6400人に接種する。今年度内の終了を目指す。
厚生労働科学研究班(代表:国立病院機構三重病院庵原俊昭院長)が実施するもので、4日に開かれた研究班の初会合で、研究計画がまとまった。
庵原氏によれば、実施医療機関は調整中だが、インドネシア株と中国株、ベトナム株の3株の試験を合わせて500100機関程度を予定している。研究は今年度内の終了を目指している。
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