膜型人工肺を製品化 JMS

2008年07月11日 (金)

 医療機器メーカーのJMSは今月から、乳幼児などの低体重患者の心臓外科手術などに用いる人工肺「オキシアIC」の本格的な販売を始めた。保険償還価格は税別15万7000円。

 製品の小型化を実現するため、円形の血液流路構造を採用している。従来の人工肺に比べて血液の流れの偏りを低減させ、ガス交換効率の向上が図られている。できる限り少ない輸血量での手術が可能となる。

 また、熱交換部とガス交換部の構造体を一体成形する生産技術を確立し、血液流路構造の単純化を図っているため、水平一方向の血液流路が可能となった。人工肺と血液の接触面積や人工肺の圧力損失の低減によって、手術負荷の高い乳幼児の負担軽減が図られた。



‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術