9月1~6日に京都市で国際複素環化学会議を開催‐有機化学系で最大クラス

2019年08月26日 (月)

 第27回国際複素環化学会議が9月1~6日まで、京都市のロームシアター京都、京都市勧業館みやこめっせで開かれる。国内外で最大クラスの有機化学系国際会議で、日本での開催は18年ぶり。「複素環の未来」をテーマに、国内外の各分野の専門家が一堂に会し、討論を繰り広げる。

 複素環とは、窒素、酸素、硫黄などのヘテロ原子を含む環状構造の有機化合物の総称。複素環化合物は、様々な医薬品として実用化されているほか、イメージングプローブや生体機能性ポリマーなどにも利用され、生命科学研究、製剤研究、医療など各領域での応用研究が活発に行われている。

 今回の会議では、国際的に著名な国内外の研究者による基調講演8題、招待講演30題が行われるほか、▽複素環を含む有機化合物や天然化合物の合成や変換、物性・機能解明に関する研究▽生物活性複素環化合物や創薬・生命科学分野における複素環化合物に関する研究▽材料科学分野における複素環化合物に関する研究――の3分野での最新の研究成果について情報交換が行われる。

 同会議の組織委員長は、赤井周司氏(大阪大学薬学研究科教授)、名誉組織委員長は北泰行氏(大阪大学名誉教授・立命館大学招聘研究教授)が務める。

 会議の詳細については、ウェブサイト[http://www.cdsympo.com/ishc2019/]まで。



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