薬薬連携の新ツールに
広島市立広島市民病院薬剤部は、疑義照会の窓口とは別に、薬局薬剤師からの様々な質問に病院薬剤師が応じる窓口(通称:PCCP)を開設した。個々の患者の処方箋に対する疑義照会ではなく、一般的な医師の処方意図や薬物療法の考え方などを気軽に聞ける窓口として設置。電話や電子メールで寄せられる質問に病院薬剤師が回答している。敷居を下げ、病院薬剤師が良き相談相手となることで、薬局薬剤師の薬学的管理の実践を後押しするのが狙いだ。新たな薬薬連携のツールになり得るとしている。
同院では2010年から、薬剤部が窓口となって薬局薬剤師の疑義照会に応じている。このルートに加えて、疑義照会ではなくても様々な疑問を聞くことができる窓口を、4月から新たに設けた。
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